Next One

GLIM SPANKYの2作目のオリジナルアルバム『Next One』

『Next One』は、日本のロックユニットGLIM SPANKYのセカンドオリジナルアルバムで、ユニバーサルミュージックから発表されました。このアルバムのリリースにあたり、彼らの音楽が新たなステージへと進化したことが鮮明に表れています。

主題歌「怒りをくれよ」の制作背景

特に注目されるのは、漫画『ONE PIECE|ONE_PIECE』の原作者、尾田栄一郎氏からの指名で生まれた映画『ONE PIECE|ONE_PIECE FILM GOLD』の主題歌「怒りをくれよ」です。この曲は、映画の開催に向けて新たに書き下ろされたもので、当初は異なる曲が考案されていました。しかし、スタッフの期待を受け、「もっとロックでダーティーな楽曲」に仕上げることが要請され、亀本寛貴が手掛けたことで、 GLIM SPANKYならではの力強いサウンドが実現しました。

全国ツアー『Next One TOUR 2016』

アルバムのリリースに伴い、彼らは初の全国ツアー『Next One TOUR 2016』を開始しました。このツアーは全公演が完売するという結果を残し、特に新木場STUDIO COASTでの最後の公演は、その模様がニコニコ生放送で中継され、ファンから多くの注目を集めました。ツアーを通じて、GLIM SPANKYの演奏力とパフォーマンスはより一層評価され、彼らの音楽が多くの人々に影響を与えていることを証明しました。

アルバム収録曲

『Next One』には、次のような印象的な楽曲が収められています。

• - NEXT ONE: ブラインドサッカー日本代表公式ソングとしても知られるこの曲は、松尾レミが作詞・作曲を手掛けた力強いトラックです。
• - 怒りをくれよ: アニメ映画『ONE PIECE|ONE_PIECE FILM GOLD』の主題歌として特に人気があり、映画の世界観と非常にマッチしています。
• - 闇に目を凝らせば: 映画『少女』の主題歌としても存在感を放つ一曲です。
• - grand port: 松尾レミのクリエイティブな表現が詰まったトラック。
• - 時代のヒーロー: ドラマ『宇宙の仕事』の主題歌。
• - 話をしよう: アニメ『境界のRINNE』のエンディングテーマで、親しみやすいメロディが特長です。
• - NIGHT LAN DOTやいざメキシコへ: 様々なスタイルとテーマで構築された楽曲です。
• - 風に唄えばやワイルド・サイドを行け: 収録された楽曲たちは、GLIM SPANKYの創作性と音楽的な多様性を引き立てています。

初回限定盤の特典映像

また、初回限定盤にはDVDが付属しており、「ワイルド・サイドを行け」ツアーの最終公演の映像が楽しめる内容となっています。2016年4月16日、恵比寿LIQUID ROOMでの圧巻のパフォーマンスが収録されており、ファンにとっては貴重なアーカイブとなっています。

GLIM SPANKYの『Next One』は、彼らの音楽性がさらに深化することを示す作品であり、新たなファン層を獲得する手助けをした重要なアルバムです。それにより、バンドの未来に対する期待は一層高まっています。

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